製品紹介
(露点検出器)






NS型空気露点検測器 Dewcup(デユーカップ)
 すべての気体に含まれる水分が各種産業や化学分野において、
 非常な障害となることがございます。
 腐敗・腐食・氷結等、湿気による障害を防止するためには、室内の
 現状を的確に把握することが大切となります。
 当Dewcupはシンプルな構造で操作方法もきわめて簡単です。
 気体中の含有水量をその気体の液化から求める露点検出器です。
 木箱付ですので、収納や持ち運びにも便利です。
 ビニールホース、ガラス温度計付。
 ※検査成績書の発行は別途有償となります。(-60/-40/-20℃DP)
   (トレサビリティ証明発行対象外)





★概 要
 気体中に含まれる水分(水蒸気)は、いろいろな産業の分野において、弊害を引き
 起こしたり、大きな障害になっていることは既によく知られているところです。
 例えば空気1m3の中には、夏季で約30g、冬季でも約7gの水分が含まれています。
 その為、腐食・腐敗・氷結などの現象や有害な化学反応を起こす原因ともなります。
 このような場合は、必要に応じて脱水分又は脱湿度を行うことが要求されますが、
 含有水量がどの程度かを測定することがまず不可欠となります。
 気体中の含有水量をその気体の液化から求めるのがNS型空気露点検測器です。
 シンプルな構造で操作方法も大変簡単です。
★仕 様
製 品 名  NS型空気露点検測器 Dewcup (デユーカップ)
使用圧力  1.0〜3.0kg/cm2 (0.1〜0.3MPa)
使用流体  一般大気
使用温度  -70〜+50℃
ホース接続  8A (1/4”)
外形寸法  H130×W105o
付 属 品  ビニールホース、ガラス温度計、取扱説明書、木製収納箱
操作方法  1.測定気体を付属のビニルホースを通して下部の入口ノズルから入れます。
 2.冷却筒にアセトン溶液 (別売) を7〜8分目まで入れます。
 3.このアセトン溶液にドライアイス (別売)の小片を除々に投入しながら温度計
  でゆっくり攪拌します。
 4.ガラスの筒を通して、中の冷却筒の表面をよく観察しながら、なおも
  ドライアイスの投入を続けると、冷却筒の表面に露が出来ます。
 5.この時の温度を読み取ります。(T1)
 6.結露後、ドライアイスの投入をやめ、攪拌を続けると温度は再び上昇し、
  露は消えます。完全に露が消えた時の温度を読み取ります。(T2)
 7.T1とT2の平均値をその気体の露点とします。
 8.以上の操作を2回実施し、平均値をとります。
 9.露点が分かれば飽和空気線図より、気体の含有水量が分かります。
価   格  一式 \120,000 (税別)
備   考  アセトン溶液・ドライアイスはユーザー様にてご用意ください。
 アセトン溶液の代わりにエタノールのご使用も可能です。
 仕様・価格は予告なく変更する場合がございますのでご了承ください。


筒受  9 丸皿頭ビス
2 ノズル 10 ふくろナット
3 11 座金
4 冷却筒 12 導管
5 パッキン 13 ステーボールド
6 筒受 14 パッキン
7 冷却筒受 15 ホースキャップ
8 丸パッキン  -
外形図 構成部品表
 
管内測定例-バイパス方式